ねた
投稿してるエロ小説がそろそろ終盤。
投稿という形で小説書くの初めてだし、というかエロ小説をまとまった形にして人に見せるの自体が初めてだったので、奇をてらってないありきたりなお話のプロットにして、あまりこだわり持たずに気軽に書けるようにしてたつもりなんだけど……
なんか結局ガチモードになっちまったなあ、と。肩肘張りまくって書いてるよ、今。
というか、キモい話で、エロゲとか小説の純愛物とか読んでるときはフィクションとして楽しんだり純粋に性欲発散したいから読んでるような感じなのに、自分で書くと全然違ってくるのな。
恋愛に対して臆病な自分とか、そういう鬱屈とか自己投影がかなりモロにでてきてしまう。
こういうのは何か……物語のスパイス程度の存在でいいと思ってたんだけどなあ。
次はそこらへん気をつけて、もっと楽しませることを念頭に書きたいな。主に萌えとか。
……
そうだ、人外押しかけ女房とのほのエロ異種姦イチャラブものとかどうだろう?
「おしかけ☆ぐれむりん」みたいな。
「あなたの身体! 整備させてください!」みたいな。
しかしそのポンコツグレムリンは勘違いでやってきただけで、主人公の身体の中で人工物といえるのは歯に詰めた銀歯だけ。
「どうやって整備すんだそんなもん。歯磨きか?」
「いや、直で道具とか使わず私の身体でやらないといけませんから」
「そういうもんなのか」
「……」
「……」
「きす、とか?」
「いやいやいやいや、待て待て待て待て」
みたいな。
そうこうしている内に親密になり、というか妙に過剰なスキンシップにむらむらして主人公があわやヒロインに襲い掛かっちゃいかけたその瞬間、明らかになる新事実!
人工物を整備することで自己を維持するグレムリンには性欲がない!
いや、それ以前に、そもそも機械に自己発生する精神生命体なので彼女には生殖器が存在しなかったのだ!!
しかし健気にも、大好きな主人公に喜んで(悦んで)もらおうと、彼女は必死な表情でズボンを下ろすのです。
「ヒィ!! 何ですか何ですか何なんですかその邪悪な物体はッ!?」
「……いや、ちんこ」
「そんな……! 人間って生殖にそんな不潔でグロいものを使わないとならないなんて……!!」
「いや……何もそんな、涙目になって悲痛な表情で言わなくても」
……あ、これでなんか書けそうだ。