こういうのに無頓着なのどうなの

だーいぶ前に読んだ本だけど。

片手間ヒロイズム (一迅社文庫 こ 1-1)

片手間ヒロイズム (一迅社文庫 こ 1-1)

食卓にビールを」と同じノリの作品で、開けっ広げで好き勝手やってるギミックなどはもう面白くて溜まらんのですが、問題は主人公。

この女の子、恋をしてます。妻子持ちのおにーさんに。開けっ広げで後ろめたさも罪の意識もなく。

どうなんさそれ。結局まあ、片思いで終わっとるんですが、それにしても。

妻子持ちに恋するとゆーのは不倫であり略奪愛であり世を忍ぶ恋な訳ですよ。

そして世を忍ぶ恋が何で世を忍んでいるかとゆーと大概それは人を不幸にするからなんですよ。

そこに無頓着なまま「私充実してますよ」なオーラ放散されても受け入れることなんざできませんて。